日陰の恋わずらい 生徒と教師、孤独な2人が求め合う禁断の純愛ベロキス性交 二葉エマ

2021年12月19日

配信開始:2021/12/10

(管理人より)2021年の下半期に意欲作を連発している 二葉エマ 様の新作は、おそらく今までの作品の中で最も異色作であり、どエロで激しい表現が強烈な印象を残す問題作かもしれません。
 まずこの作品は設定が変化球になっていて、主人公の女の子はすでに物語のスタートの段階で父親から性暴力をふるわれているという設定がポイント。だから少なくとも性的な意味では清らかで無垢な存在ではありません。今作で初めて結ばれる段階での絡みをリードするのは圧倒的に女の子側。彼女は中田一平さん演じる先生に対する自分の思いをストレートにぶつけるわけですが、先生の心を虜にしてしまったのは、女を武器にしてしまった誘惑でもあるともいえます。序盤の心の交流がプラトニックであっただけに、そのあたりの行動が綺麗事で済む展開になっていない落差が、彼らの置かれている状況の難しさを私たちに伝えます。
 さらに2人が体の関係を続けていく中で、お互いを求めていく姿はどんどんエスカレートしていきます。やがて先生側も積極的に求めるようになると、その様子はもはやオスとメスの絡みという表現に近いものに変貌。強烈なのが最後の絡みで、「先生は私の物」というオーラを全開にしながら、八方塞がりな状況下でお互いの思いを確かめながら性的快感に身を委ねてしまうエマ様の姿からは、女の子が「女」に変わっていく様子を我々が目の当たりにしてしまったような印象がありました。そんな展開なので、結ばれて終わった物語をハッピーエンドとは感じられず、この2人は一体どうなってしまうのだろうという思いを抱かせます。
 この難役をエマ様は実に魅力的に演じています。先生側から考えれば身を滅ぼさせてしまうファム・ファタール的な運命の女性でもあって、今までそんな「女」の情念のような印象を抱かせる役柄はエマ様にはなかったので驚きでした。エマ様と2度目の共演となる中田一平さんもさすがの存在感で、自制心が外れていってしまう様子に説得力があるのは中田さんの演技だからだと思いました。
 デビューして間もなく1年半となるエマ様の新たな側面が見られる作品であり、いろんな意味での激しさが心に残る一作でした。

<エマ様のみどころ解説!>

<エマ民用 マニアックポイント>

・本作の撮影現場がコレ!

 エマ様のチャンネルでYouTube動画としてあげられていたのが、おそらく本作の撮影時の物だと思われます。メイキングとして、こちらもぜひご覧ください。